简介
この閉ざされた世界で 毒毒しくも甘い おかしのような悪夢を
ある日、私の元へ一通の手紙が届いた。
それは“スイートクラウン城”で行われる《午前三時のお茶会》への招待状。
——私には人に言えない秘密がある。
それはとても悲しい想い出で、だけど忘れてはならない憶い出で。
傷を抱えていることを誰にも気付かれぬよう悟られぬようずっと過ごしてきた。他人に干渉されたくないし、感傷されたくもなかったから。
人は結局独りだと。
優しい顔をして近づいてきて、優しい言葉をかけてくれたって。
みんな本心から私の事を心配している訳じゃないのだと。
それは一時の戯れで、明日になれば容易く忘れてしまえるものなのだと、
気付いていたからだ——
手紙の差出人は「スイートクラウン」。
この人は本当に私の願いを叶えてくれる?
それとも私に新しい傷跡を残してくれる?