简介
― Story ―
幾多の国々が覇権を争い、戦が絶えなかった時代に、国土は小さいながらも独自の文化を築いてきた森の国があった。争いには関わろうとせず、各国から一定の距離を置いてきたその国――ユグルスは、ただその森を守るためにあるという。
ユグルスを治めるのは、民から選ばれた長老衆。しかし、それとは別に一人の導き手が存在する。精霊司と呼ばれる導き手は、遙か昔から何代にも渡って国を助け、森を守ってきた。文明が発展し、科学という言葉が使われ始めた時代において、未だ神秘を操る事ができる希有な存在であった。
この物語においては、ユグルスで暮らす青年フリオが、彼を取り巻く様々な風景、そして、幼なじみでもある今代の精霊司リーアの姿を綴る。日々の生活、昔からの思想や風習、そして、彼らが出会う未来とその先の物語を――。